皆さん、こんにちは。
本日は夏の水分補給で押さえるべきポイントをお話します。
1.のどが渇く前にこまめに補給
喉の渇きを感じた時点で、すでに体内の水分が約2%失われているとされています。こまめな補給が基本です 。
1回あたり約200ml(コップ1杯程度)を目安に、朝・午前・午後・お風呂前など定期的に摂取すると効率的です 。
2.飲み物の温度に注意
冷たすぎると内臓が冷えて消化不良や夏バテの原因に。常温または5~15℃程度が最も吸収効率がよくおすすめです。
3.適切な塩分・糖分の補給
汗とともにナトリウムなどのミネラルが失われるため、水だけでは不十分。塩分の補給もセットで行いましょう。
運動や多量の発汗時には、スポーツドリンクや経口補水液を活用すると効果的。ただし日常的な習慣には糖分過多やカロリー過多になるリスクもあるため注意です。
4.飲みすぎ・過度の摂取に注意
冷房下など汗をかきにくい環境でも大量に飲むと、水中毒(低ナトリウム血症)になるリスクがあります 。
特に心臓や腎臓に持病がある方は、医師の指示に従った水分量を守ってください 。
5.飲料の種類を賢く選ぶ
日常的な水分補給には、カフェインの入っていない麦茶やミネラルウォーターが最適です。
コーヒーやお茶(カフェイン含む)、アルコールは利尿作用があり、水分補給には向きません。
夏におすすめの飲み物・食材
水 麦茶 常温のお茶:満遍なく体内に吸収されやすく、お子さまや高齢者も安心です。
スポーツドリンク:汗をたくさんかく場面では、糖分と塩分の両方を効率よく補給。ただし飲み過ぎは控えましょう 。
経口補水液(ORS):ナトリウム・カリウム濃度が高く、脱水時や運動後には最適です
水分豊富な野菜・果物:水分補給と同時にビタミン・ミネラルも補える。
おすすめは、きゅうり、トマト、スイカ、セロリなど
運動 屋外アクティビティ時の給水の目安
運動前:30分~1時間前にコップ250~500ml程度を補給。
運動中:15分ごとに150~250ml程度ずつこまめに補給。気温が高ければ1時間で1L前後を目安に。
運動後:体重減少分を1時間以内に少しずつ補給すると効果的です 。
