体調管理について

10月に入り、朝晩の冷え込みを感じる日が増えてきました。
季節の変わり目は体温調整が難しく、体調を崩しやすい時期です。
特に秋から冬にかけては、冷えによる血流の悪化や免疫力の低下が起こりやすく、肩こり・腰痛・風邪などの不調が目立ちやすくなります。
そこで今回は、寒い季節を元気に乗り切るための体調管理のポイントをご紹介します。

まず大切なのは「体を冷やさないこと」です。

冷えは筋肉を硬直させ、血液やリンパの流れを妨げます。
その結果、疲労物質が溜まりやすくなり、肩こりや頭痛の原因にもつながります。
首元・足首・お腹周りは特に冷えやすい部位ですので、マフラーや腹巻き、厚めの靴下などでしっかり保温してあげましょう。

次に「自律神経を整えること」も重要です。

寒暖差が大きい季節は交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかず、疲れやすくなります。毎日の生活リズムを意識し、朝は太陽の光を浴び、夜はスマホを早めに切り上げて質の良い睡眠をとることが、自律神経を整える近道です。

また「軽い運動」も忘れてはいけません。

ウォーキングやストレッチなどで体を動かすことで、血流が改善し、冷えの予防にもつながります。当院でも、患者様の症状に合わせた簡単なセルフストレッチをお伝えしていますので、ご自宅でもぜひ取り入れてみてください。

そして、整体での定期的なケアもおすすめです。
硬くなった筋肉や関節をゆるめ、血液やリンパの流れを整えることで、自然治癒力が高まり体調を崩しにくい体づくりをサポートします。季節の変わり目だからこそ、ご自身の体と向き合い、早めのケアを意識しましょう。